<8月22日,11月30日追記 投稿>

2015年7月22日から25日の4日間、千葉県館山市にある本学・坂田ステーションを拠点に、海洋政策文化学科1年生の「フレッシュマンセミナー(臨海実習)」がおこなわれました。

学生は、「海辺の観光振興とまちづくり政策」、「地域漁業と漁協のとりくみ」、「博物館・水族館の機能と実態」、「海洋スポーツ活動と水圏環境教育」といったテーマ毎にグループに分かれ、事前学習をおこなってきました。また、本学科の講義である「海洋政策文化入門」においても、それらのテーマに合致した内容の講義がおこなわれました。そこで得た知識や疑問を持って、現地に入り、調査や検証をおこなうというのが、本実習の目的のひとつです。

訪問先は、館山市立博物館分館、東安房漁業協同組合、保田漁業協同組合、鴨川シーワールド等です。3日目には坂田ステーション前の海で、スノーケリングと磯観察を実施しました。また、夜間は各班が自分たちのテーマに関するプレゼンテーションをおこない、教員も含めた全員で議論をしました。

事前学習で基礎知識を得て、発表や議論で思考を練り、現場での調査や体験によって、机上で得た知識の確認や疑問の解決をし、さらに新たな発見をするという、多様かつ深い経験をする中、参加学生たちは、五感をフルに働かせながら、海と人と社会の関係を強く実感していました。その成果は実習後に提出された最終レポートに反映されています。

また、坂田ステーションにおける共同生活では、出会って間もない同級生や教員との交流を持ちながら、時間厳守や整理整頓をはじめ、共に気持ちよく過ごすために求められる行動やルールも確認しました。大学生活の入り口の時期にこのような経験をすることも、本実習の目的に数えられます。

天候にも恵まれ、とてもよい実習になりました。参加学生のみなさんがこの経験を今後に活かしながら、有意義な大学生生活をおくってくれることを期待しています。また、訪問先のみなさまや坂田ステーションのみなさまのご協力に、この場を借りてお礼申し上げます。

 

保田漁協では競りについてお話を伺いました

保田漁協では競りについてお話を伺いました 

台風12号の影響が残る海でしたが、それぞれのレベルでスノーケリングを行いました

台風12号の影響が残る海でしたが、それぞれのレベルでスノーケリングを行いました 

館山の海のはイワシの大群やタコで賑わっていました

館山の海のはイワシの大群やタコで賑わっていました 

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<7月17日 投稿>

平成27年度のフレッシュマンセミナーの日程が迫ってきました。参加する学生たちは、各グループの課題について調査を行うこととなっています。また、スノーケリングや磯観察実習にむけてプールでの事前実習が実施されてきました。天候に恵まれ、有意義な時間が過ごせますように祈ります。

プールでのスノーケリング練習です

プールでのスノーケリング練習です