2009年より参加を続けているサバニ帆槽レースが6月27日(土)28日(日)に開催され、今年も4年生から大学院の現役ゼミ生と卒業生を含む総勢7名で構成されたチームとして参加して参りました。

千足研究室では2013年3月に元東京海洋大学教授の佐野裕司先生から多大な研究費を賜り、購入が叶ったことで、架け橋を意味する「津梁」と名付けたサバニを所有しています。アウトリガーを取り付けない本来の「サバニクラス」でのチャレンジをスタートし今年で3回目のチャレンジとなりました。

2015年6月27日、プレレースのマリリンCUPおよび6月28日の本レースを無事に完漕いたしました。両日とも時折8m~10m程度の風が吹き降りてくる天候の中、島内回航レースとなりましたが、なんとか無事にゴールにたどり着くことができました。マリリンCUPでは途中でフーザン(帆の横張のための竹)が折れ、漕ぎで乗り切りました。本レースは波と風、流れで船が押され、苦戦しました。

ゴールはリミットの35分後でした(3時間35分,記録なし)。クルーメンバーは全力を尽くし、個人的には充実したレースでした。もちろん課題は山積みですが、これからも少しずつ改善していきます。

東京に所在する私たちが沖縄のレースに参加できるのは、サバニレース実行委員会の方々や沖縄や神奈川に居られるサバニの師匠の先生方、葉山で練習の機会を与えてくださった葉山サバニクラブの皆さま、年に数回練習のために足を運ぶ度に温かい目で見守ってくださる座間味村の皆さま、ともに完漕を目指してレベルアップをしていこうとアドバイスをくださる参加チームの皆さま、遠い地から声援くださる研究室関係者の皆さまなど、大変多くの方々の支えがあってのことで感謝の気持ちでいっぱいです。また、支援いただきました東京海洋大学海洋政策文化学科の先生方、学生の皆さまに深謝いたします。

今年の反省を活かし、また来年に向けて準備をしていきたいと思います。

本レースリザルトはこちらから。

今年は40チームのエントリーとなりました

今年は40チームのエントリーとなりました

スタート直後の様子

スタート直後の様子